【SV_S14最終903位】妖テラバトリルポリガチ【レート1955】

あなたのハートにキョダイダンエン!メルーです。

今回、シングルランクバトルのシーズン14(レギュF一か月目)で最終3桁に残ることができたので、構築内容を共有します。

 

 

 

 

コンセプト

・状態異常(とくにでんじは)が怖くない選出を用意する

・インフレをトリックルームでひっくり返す

 

構築経緯

何もわからない新環境なので、やりたいことを押し付けるのが強そうと考え、とりあえず強そうな要素をリストアップした。

・特性で状態異常を、しおづけのスリップダメージでテラス択を拒否できるキョジオーン

・前期の上位ポケに刺さる水ポン

エナジーや天候による素早さインフレをひっくり返して先制できるポリ2のトリル+S下降ガチグマ

これらを取り込んで構築として成立させるために、

・キョジオーン+水ポンと組んでサイクルを回せる臆病HDブーツテツノドクガ

・トリル選出の初手枠としてジャポ頑丈ミラコブリジュラス

を入れた。基本的な選出パターンが「キョジオーンサイクル」「ブリジュラス+トリルポリガチ」の2通りしかないが、強いものを詰め込んだ結果がそれならこれで構わないと考えた。

なお、途中キョジオーンサイクル一本で戦っていた時期もあったが、キョジオーン+水ポン+ドクガ以外の選出がほぼできなかったため、もう一本軸を組み込んだ方が強いという判断に至った。

 

個体紹介

妖テラバーストキョジオーン(フェアリー)

エナジーツツミのハイドロポンプを食べ残し込みで2耐えする調整。

サイクルが苦手なため性能はあまり好みではないが、電磁波とテラス択のストレスが尋常じゃなかったため、それらに抗うためやむなく採用した。

妖テラバーストは、カイリューや一撃ラオス、身代わりハバカミ、ディンルーに撃つ他、トドロクツキやラティ達への奇襲としても機能した。相手がフェアリーを半減するテラスを切ると、炎なら水ポンのツタこんぼうが、鋼ならドクガの炎の舞が、毒ならサイコキネシスが通る仕組みになっている。

 

剣舞アンコール水ポン(みず)

前期から続投。貯水やアンコールで作った隙をそのまま勝ちに持っていける剣の舞型で採用。暁ガチグマに強め。

相手のキョジオーン対策が中速ポケモンの身代わりなら、身代わりを見てから積み技読みでこのポケモンに交代してアンコールできるのが強力だった。(高速ポケモンの身代わりはキョジオーン自身の妖テラバーストで割れる。)

ブーツ臆病HDテツノドクガ(くさ)

キョジオーンの相方。キョジオーンがまもるで相手の技を確認することにより、例えば対眼鏡カミならムーンフォースを見てからドクガに交代する、対眼鏡ツツミならフリドラが水技か見てから引き先をドクガか水ポンか選ぶなど、並びで相手の眼鏡持ちに強くなれる性質を持つ。イーユイも同じ理屈で受ける。

ステロ+眼鏡アタッカーで崩せた気になる相手は多いので、厚底ブーツは非常に役に立った。また、キョジオーンや水ポンの構成上相手の毒テラスを誘うので、サイコキネシスも打つ機会がそこそこあった。

悪だくみしていないサーフゴーはこのポケモンを見ると引っ込むので、体力に余裕があるなら交代読みでどくどくを撃つ。カイリューに毒が入ったらアド。

(※2月7日追記 : 臆病で調整していますが、穏やかの方が効率が良いことに後から気付きました)

頑丈ミラコジャポブリジュラス(フェアリー)

トリル選出の初手枠。相手の初手が暁ガチグマや眼鏡カミの場合は、頑丈ミラコを考慮せずに特殊技を撃ってくる傾向があるので、ミラーコートで1対1交換できる。他にカイリューのマルチスケイルをステルスロックで削る動きも可能。

HCダウンロードトリルポリ2(フェアリー)

自分自身もアタッカーになれるトリル始動要員。テラバーストは、テラスタル前のノーマル+ゴーストでも、テラスタル後のフェアリー+ゴーストでも範囲を取れるため、技スぺを圧縮できている。

このポリ2のように、自身もトリルアタッカーとして強い始動要員は、トリルを実質4ターン使えるのが強力である。

基本的に、相手が残り2体の状態でガチグマがトリルを3ターン使えたら簡単に勝つ(2ターンでも結構勝つ)ので、そこから逆算してトリルのターン管理をする。例えば、トリルが残り2ターンで場にポリ2が残っている場合は、自己再生で時間を稼いで再度トリルを展開する等の動きが取れる。

 

S下降シルクのスカーフガチグマ(ノーマル)

トリルエース。ノマテラが残っているならすさまじい火力で相手を殲滅できる。残っていなくてもそこそこの火力になる。

素早さは最遅にしてもモロバレルの下を取れないので、ならいっそ下降補正だけにして受け構築への崩しとしてピン選出できるようにした方が強いと考え、素早さ個体値は「さいこう」の個体にしている。

 

選出

対ディンルー入り

キョジオーン+水ポン+テツノドクガ(キョジオーンサイクル)

ディンルーVSブリジュラス対面は面倒なのでキョジオーンでどうにかする。

 

対ガチグマ入り

ブリジュラス+ポリ2+ガチグマ(トリル選出)

相手が初手ガチグマで大地の力を撃ってくれるケースが多いので、ミラーコートで1対1交換して、あとはポリガチで詰める。

 

対雨パ

キョジオーン+水ポン+ガチグマ

雨下水技は水ポン、エレクトロビームはガチグマで受けることでどうにかする。そこそこ勝てる。

 

対受け

キョジオーン+ガチグマ+@1(水ポン多め、毒びし回収できるドクガやほえるで流せるブリジュラスの場合もある)

気合。まあまあ勝つ。

 

その他、炎ポンの処理はどちらかというとトリル選出の方がうまくやれるので、この点も考慮に入れる。

 

重いポケモン

モロバレル:選出画面で降参したい

 

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました!

1/26の時点で416位(レート1930)にいたので、ひょっとして2000行けるのでは?と思ったりしましたが、そんなに甘くはなかったです。悔しい。

最近は普通寄りのパーティというか、さして変わったギミックの入っていないパーティでも最終3桁に乗れるようになったのは、成長なのかどうなのか……そろそろ頭おかしいやつを思いついて意味わからないくらい勝つ体験をしたいものです。

↓過去世代ですが、例えばこういうやつ。未だにお気に入り。

chiho-poke.hatenablog.com

 

また、今回はディスコードでのやり取りに非常に助けられた月でもありました。やり取りしてくださった皆様には、知恵とパワーをがっつりいただきました。ありがとうございました!

ではでは。またなにか思いついたら再び会えると思います。メルーでした!