【ポケモンSVシーズン2最終890位】デカヌカイリューサフゴトドン~SV式ABミミッキュを添えて~【レート2032.442】

メルーと申します。モットーは「頭使わずに勝てる方法を頭使って考える」です。今回SVのシングルランクマで最終3桁に残れたので、使った構築を簡単にまとめます。

 

 

コンセプト

・なるべく決まった行動で勝てるようにする。そのために、テラスタルを切りたいポケモンを限定した構築を組む。

・環境トップのカイリューをこれでもかとガンメタする。

・表選出はステロを撒き合うだけでアドが取れるようにする。

 

使用構築

 

 

構築経緯

シーズン1でまともに戦うことすらできていない感覚があったので、構築記事を読んで勉強していたところ、まどさんの

https://eff4dckeqm1cwsf.hatenablog.com/entry/2023/01/07/19392

に惹かれて、レンタルでランクマにもぐってみた。すると、SVで初めてまともに戦えているという感覚を得られたので、この構築をベースに自分好みに変更する形で構築を作成した。

カイリューに強めな風船でんじはサーフゴーを、自分では使いこなせなかったパルシェンと入れ替えに採用。伴ってデカヌチャンの持ち物を風船からシュカの実に。ミミッキュカイリューに勝ち得る対面性能重視の型(SV式ABミミッキュ)に変え、ステロを撒き合う展開があまりにも多かったためカイリューの持ち物をあつぞこブーツに変更。2月下旬はずっと同じ構築を使っていた。

 

個体紹介

デカヌチャン@シュカのみ しんちょう 191(244)-95-119(172)-x-150(92)-114

特性:かたやぶり

テラスタイプ:炎

調整意図

・特化メガネサザンドラのだいもんじ確定耐え、余りB

デカハンマー

はたきおとす

アンコール

ステルスロック

 

普通のステロ撒きデカヌチャン。デカハンマーがないと深刻な火力不足になり、不意にみがわりを使われるだけで負けるので必要。シュカデカヌの風船デカヌと比べたメリットは主に、相手から見えないこと、地面技をアンコールできることとトンボルチェンで風船を割りながらガブリアス等に引く動きが成立しないこと。

かわいい。

ほぼ全試合選出した。

 

カイリュー@あつぞこブーツ いじっぱり 197(244)-180(76)-125(76)-x-121(4)-114(108)

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:飛行

調整意図

・マルチスケイル込みで陽気珠ミミッキュの+2シャドークロー +影うち確定耐え

・龍舞1回で最速ガブリアス抜き

テラバースト

りゅうのまい

アンコール

はねやすめ

 

飛行テラバースト1ウエポンカイリュー。この耐久ラインでA特化ノーマルテラスカイリューの1舞しんそくマルスケ込みでだいたい2耐えするのが偉い。ラムの実が欲しい場面は山ほどあったし、ドドゲザン入りに当たる度にゴツメが欲しかったが、ステロを撒き合う試合があまりに多かったためあつぞこブーツに変更した。

相手にキョジオーンがいない限りほぼ全試合選出した。

 

ミミッキュ@いのちのたま いじっぱり 139(68)-154(236)-126(204)-x-125-116

特性:ばけのかわ

テラスタイプ:ゴースト

調整意図

・皮ダメ+珠ダメ+A特化カイリューの1舞地震確定耐え
他に皮ダメ+珠ダメ2回+A特化ドドゲザンの1.2倍(そうだいしょうorくろいメガネ)ふいうち確定耐え

・Aは11nの最大

じゃれつく

シャドークロー

かげうち

つるぎのまい

 

SV式ABミミッキュ。仮想敵のカイリューをはじめ、耐久が役に立った試合は多かったが、一方でサーフゴーに先手を取られて負ける試合が多発した。Sに厚く振るサーフゴーの大半はスカーフなのでどうせ抜けない、という考えで割り切っていた。

りゅうのまいとアンコールを両立したカイリューが3桁~5桁では少なめだったので助かった。

 

サーフゴー@ふうせん おくびょう 175(100)-x-116(4)-167(108)-117(44)-149(252)

特性:おうごんのからだ

テラスタイプ:ノーマル

調整意図

・臆病Cぶっぱサーフゴーのシャドーボール確定耐え

・相手のサーフゴーより先に動きたいので最速

ゴールドラッシュ

たたりめ

でんじは

じこさいせい

 

ふうせんサーフゴーはテンプレ型のカイリューに強いのが魅力。とくに、しんそく/じしん/りゅうのまい/はねやすめだと完封できてしまう

ふうせんなのに最速なのは、相手がカイリューにサーフゴーででんじはを入れにきたとき、「サーフゴー引きででんじはを無効化→たたりめ→シャドーボール(耐える)→たたりめ」という動きを成立させるため。

でんじはサーフゴーは遅いのが多いから最速まで振る必要無いのでは?とも思ったが、最後の試合がスカーフを手放した相手のサーフゴーとの同速に勝つことで決着したので、何が生きるか分からないものだなあと思った。

 

トリトドン@たべのこし ずぶとい 217(244)-92-132(252)-112-104(12)-59

特性:よびみず

テラスタイプ:フェアリー

調整意図

・セグレイブはじめ物理アタッカーを相手するためBにほぼ特化

だいちのちから

れいとうビーム

あくび

じこさいせい

 

この構築のトリトドンの役割は主に2つ。一つはカイリューでは辛い電気を受けること。もう一つは激重なセグレイブを無理やりどうにかすること。あとステロあくび強い。

 

ウルガモス@おんみつマント ひかえめ 175(116)-72-87(12)-198(196)-126(4)-143(180)

特性:ほのおのからだ

テラスタイプ:いわ

調整意図

ちょうのまい1回で最速ドラパルト抜き

・特攻11n

・余り耐久

ほのおのまい

テラバースト

ギガドレイン

ちょうのまい

 

主に相手にキョジオーンがいるときの裏エース。ボディプレスで負けるのは内緒。

岩テラスは一貫性を上げる他しんそくが半減になるのも偉い。

 

最後に

剣盾からSVに舞台が移ってからまるで勝てなくなってしまい、一時は6桁まで落ちて、もう対戦を続けられないのではないか、などと考えてしまい、SV初期は大分しんどかったです。そんな状況からでも、手に馴染みそうな構築を見つけて、自分がやりたいようにアレンジを入れて、再び3桁を狙えるくらいの場所に帰ってくることができて、記事もまた書くことができて、本当にホッとしています。

まどれーぬさん。前期の構築を今回の構築の元ネタにさせていただきました。あの構築のおかげで対戦を続けられました。ありがとうございました。

SVになってから全く勝てなくなってしまった方へ。あるときふと、手に馴染む戦い方が見つかるかもしれません。2月からはルールも変わります。よき出会いがありますように。そしてまた笑えますように。

読者のみなさん。ここまで読んでいただきありがとうございます。

メルーでした。